SSブログ

2021.0330(火)グリーフケア連続講座「喪失とともに、今ここで生きる」第3回「人生の意味付け」 [グリーフケア]

2021年3月30日(火)19:30〜 @大慶寺
グリーフケアの"学び"と"対話"の連続講座「喪失とともに、今ここで生きる」
第3回「人生の意味づけ」に参加しました。

IMG_2557.jpg

1/26(火)第1回 グリーフケアはじめの一歩
2/24(水)第2回 喪失
3/30(火)第3回 人生の意味付け
4/22(木)第4回 たいせつなもの
5/20(木)第5回 死生観

142386565_2184511535017149_5107812736374734158_n.jpg

第3回のテーマは、「人生の意味づけ」
この日、メモした言葉を書いておきますが、
これがその日、話された講座の全てではありません。
この日はなされたことの一部とお考えください。


ノーマルグリーフの過程
「グリーフ」は、喪失後、誰もが通る「過程」である。
その「過程」は、3つのフェーズ(段階・局面)がある。

【回避】のフェーズ
・ショックで無感覚状態になる。
・現実把握ができない。
・無意識に亡くなった人を探す。
・喪失の辛さを回避するために、死を否認する。
・感情の波が襲うが、感じないようにする。

【同化】のフェーズ(喪失の受容)
・実生活上で否定できない事実
・喪失の現実を回避し続けられない。
・会いたさ、恋しさが募り、激痛や寂寥感

【適応】のフェーズ(生活再適応)
・愛する人の生還を諦める。
・激しい感情の波が収まる。
・現実に目を向ける。
・将来が不安

二次喪失を次々体験
グリーフプロセスの主要課題
・自分の人生の建て直し
・喪失の再構築が必要
・自分にとって、喪失がどのような意味があるのか?
・言葉によって自己の外に出すこと
・その思いに言葉がない。
・何て言ったらいいか分からない。
・ナラティブアプローチ(語り、自分史)
・ドミナント・ストーリー(思い込みの物語り)
・オルタナティブ・ストーリー(代替の物語り)
・語るうちに、今が明白になる?
・現実はストーリーによって形づけられる。
・いかにしてストーリーを語るかが大切
・語り直し、紡ぎ直し、出会い直し
・新しい豊かな世界
・もうひとつのストーリー
・目に見えない絆
・贈り物を探す。隠れている可能性
・あなたの時間を生きる意味づけ
・人は意味づけをして生きていく。

「幸せな子ども時代を過ごすのに、手遅れということはない」 by シャロン・コーター

このひの「対話」のテーマは、何でしたっけ?
「喪失は、自分にとってどんなこと」でよかったかな?

この日、ぱらぽんが思い出したこと。

「四苦八苦」について。
くわしくは、こちらで。

それから、セミナー講師をしたことがありました。
その告知記事(セミナー「ほんとうにあったお葬式のお話しを聞く会」)は、
こちら
そのセミナーの記録は、こちら

このセミナー終了後、何人かの参加者が残って、個別に話をしに来てくれて、
自分の喪失について語り、いつになったら楽になれるのか?と質問したり、
中には、自分の問題ではなくて、大事な友人のグリーフに、
どのように対応していいのか分からない、と言う悩みだったり、
共感して欲しい思いをたくさん感じました。
こういう話をさせてくれるところが、本当に必要なんだと実感しました。

さて次回、第4回は、4月22日(木)です。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。