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2021.0714(水)「藤枝おんぱく2021」成果報告会レポート [saclabo & 藤枝おんぱく]

2021年7月14日(水)19:00〜 
「藤枝おんぱく2021」の成果報告会が行われました。

会場となったのは、藤枝市の名刹「大慶寺」本堂です。
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コロナ禍でもあり、たくさんの方が来られたわけではなかったので、
その様子をこちらで、レポートしますね。
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総合司会は、事務局の「山田愛」さん。
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常連さんにはおなじみですが、新人さんもいらっしゃるので、
副代表の「大場唯央」さんから、あらためて、
おんぱくについての説明が行われました。

「おんぱく」とは?
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特長は、「小・集・短」である。

主役は、プログラムを企画する「パートナー」で、
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参加者からお金を頂くことにより、採算を取り、
あえて、予約制というハードル設けてやることにより、
プログラムの質が上がる。

着地型観光
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担い手は、地域の人、「おいでよ!」と誘うスタイル。
メインターゲットは女性・個人!
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地域の多様化は、
地域の主役を増やす。
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分かりやすく言うと、
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莫大な電力(国からの予算)が送られてきて、
地域を照らすというのではなく、
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豆電球でいいから、自分達で光らせる!
という感じ?

それでは、2021年春の「藤枝おんぱく」のデータを紹介します。
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感想の抜粋です。
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ここからは、「2021おんぱくアワード」
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「最高満足度賞」
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先ほど紹介された8つのプログラムです。
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No.10「煉りきりで、楽しく季節の城生菓子を作ろう!」
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「最高売上賞」
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08「ふじのくにの旬を食べ尽くす会 IN ヤギーズファーム」
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「最多参加者賞」
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49「ノルディックウオーキングで瀬戸川を歩こう」
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今回は、このようなランキングも
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「WEBサイトアクセスランキング」トップは、
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46「登場人物はあなた! 『マーダーミステリー』ゲームを体験しよう!」
2番目は、
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08「ふじのくにの旬を食べ尽くす会 IN ヤギーズファーム」

ここからは、車座になって、参加者の自己紹介を兼ねて、
ご自分のプログラムについて語っていただきました。
「体験レポート」があるものは、タイトル(下線部)にリンクを貼っておきます。

半田さん
毎年、同行リポーターとして、 記録の写真を撮り、
おんぱくレポーターとして記事を書いたりしている。
藤枝市観光協会の観光案内人もやっている。
興津から藤枝までの東海道が、日本遺産に選ばれたのを記念して、
藤枝宿を皆さんに案内するプログラムをやった。
34「弥次さん喜多さんと歩く、藤枝宿 『久遠の松』もゆっくりと味わいます」
藤枝宿の成田山から瀬戸川までの下りを案内した。
普段から、観光案内人として話すことは慣れているが、
おんぱくとしてやるので、内容を少し変えて、スケジュールを組んだ。
案内人が、弥次さん喜多さんの格好に変装して案内することにしたが、
それに抵抗があるスタッフがいて、一人でやることになったり、段取りが難しかった。
説明をたくさんすることになってしまい、せわしなかったかもしれない。
いつもは写真を撮る担当だが、今回は案内もするので、
話してるときには写真が撮れないのが少し不満だった。
今年は、5年ぐらいやっていて、マンネリ化している感じがした。

ビーズ教室の山本さん
2021年はお休みしたが、過去に3回、ビーズの体験教室で参加している。
2019年 60「ビーズを楽しむ♪ワイヤーワークでお花のブローとを作ろう!
来年の春は復活しようと思っている。
毎年6月に「茶房華蔵」さんでビーズの展示をやっている。
今年は12月に「ギャラリー ヒュッゲ」さんで、
日本初の草木染めビーズ(九州の会社)の展示会をする予定。
広島のビーズメーカーの常務が来藤の折、蓮華寺池公園周辺を案内したが、
こんなにいろいろあるのか!と感動されていた。

フリーライターの青陰
「藤枝おんぱく」は立ち上げのころからずっと関わっている。
毎年5つぐらいのプログラムの裏方をやっていたが、今年はコロナ禍により、
たくさん集客のあるプログラム、飲食をともなうプログラムは、開催できなかった。
「魚時会館おさかな亭」さんにプログラムは、客さんとして参加。
09「お刺身とお寿司では魚の切り方が違う!? 板前に学ぶ、お刺身と握り寿司のコツ」
情報発信した。
「くの弦楽器工房」の久野さんとのプログラム
37「『古楽器という新領域』プレミアルラウンジ奏で〜古楽器と仲良くなれる一日〜」
は、製作工程と演奏家たちの古楽器を展示して、さながら「藤枝楽器博物館」だった。
さらに、弦楽器のみに講座、ミニコンサートも行った。
「藤枝市民会館」の「プレミアムラウンジ”奏で”」とのコラボイベントなので、
本来は、入場無料・予約不要で、ロビーで行うものだが、
コロナ感染予防対策のために、特別にホールで行うことになり、
席はひとつおき、上限は300席までという条件で行われた。
延べ160人ぐらいの参加があった。
珍しい古楽器がたくさん観ることができて、大変喜ばれた。

マイさん
今年は、かつてないプログラムを企画した。
半年前から企画するのは大変だったが、おんぱく自体で面白いことをやろうと思っていた。
マニアックなイベントは、
17「野草のひみつ 野草のちから 身体が喜ぶ野草講座」
16「選択の自由! それぞれの『はたらく』を考える 稲作農家 × 米屋 コメトークⅦ」
23/24/25「Fujieda オーガニックスタディツアー」
は、3本中1本しか開催できなかった。
06「玉露の里 瓢月のじかん」
は、今後玉露の里などテストマーケティングでやってみた。
蓮華寺池公園周辺の
31「リノベーションまちづくりツアー」
など、いろいろと開催した。
今年は、予算も小規模、プログラムも分散型。
プレイヤーにとっては、チャレンジの場。
楽しく終わった。
もっちーさんのプログラム
22「山頂から眺める木の目線に感動 びく石でツリークライミング体験」
は、天候が雨で開催できなかったが、
参加予定者が、「晴れた日に見に行ってきました」と報告してくれて、
「今年のおんぱく(のテーマ)は『つなぐ』だったかもしれない」
ともっちーさんも言い、バーチャルだけどつながったという感じがした。
コロナだからこその繫がり。
今年は、内に向かって、小さなストーリーがたくさん生まれた年だったと思う。
観光では出会えない。

塚本源さん(いろは君)
昨年、初めて「文字のワークショップ」で参加。今年は、
44「理想の自分になる文字のワークショップ」
報告会は初めて参加して、こんなにしっかりやってるんだと感動した。
文字のワークショップは初めて。チャレンジという感じでやった。
良い方に参加していただいて、自分でも満足度が高くて自信になった。
終わってから3ヶ月ぐらい経つが、参加された方に会う機会があって、
みなさん子育てが一段落した40〜50代の女性で、
参加したときから仲良くなり、LINEでつながる。
その後食事会もやっているそう。

大場さん
銭湯と蓮華寺池公園周辺ののプログラム
33「well-beingが整うまちあるき」
藤枝市民でwell-beingでどれだけ反応があるかなと思ってやってみた。
思いの外すぐに満席になり、定員を増やした。
当日参加者の方にwell-beingを知ってるか? 聞いたら、知られていなかった。
蓮華寺周りが楽しそうだから、参加したとか。
今は、宿坊を作りたいと思っている。断食道場的な。

岩澤さん
最高額賞を取ったが、
本来なら売上をあと二桁足したかった。
県の職員をしていたが、昨年仕事を退職した。
2年前開催した時は、参加費が100万を超えた。
藤枝市の飲食店と人をつなぐというイベントを
60回はできると思った。やりたかった。
しかしコロナ禍で酒系が難しいので、ヤギを愛でるというイベントになった。
08「ふじのくにの旬を食べ尽くす会 IN ヤギーズファーム」
「ヤギーズファーム」は教え子。
ヤギのアイスクリーム工房、
秋も参加を予定。
藤枝市からの要望で、飲食店はお願いできなそう。
どういう条件なら(ワクチン済みとか?)やらせてもらえるか、
話を聞きたい。条件をしっかりクリアしてやりたい。

原さん
本来ならば「天下一闘茶会」が100人規模で開催されているが、
その一部を切り取った感じのイベント。
大会にそのまま来ても当たらない。当たらないと楽しくない。
その前の予習として体験プログラムを各店舗で行っていた。
本当は、体験会という名目があればお茶屋さんに入りやすくなるし、
仲良くもなれる。それでお客さんになってもらおうという思いで開催した。
04「『闘茶』ってなんだろう? まずは体験してみよう」
今年は5日間の開催予定だったが、コロナ感染拡大の傾向にあったので、
2日間8人に抑えた。
今回は県内の茶産地で闘茶をしてもらった。
藤枝の谷稲葉や岡部のかぶせを使った。
こんなに違うんだと言うことを知ってもらえた。
難しかったと思うが面白かったと思う。
報告として、秘密のケンミンショーで朝ラーが取り上げられる。
原さんが登場する予定。

村松ゆきさん
今年の表紙に載っているので、サイトを観ると自分が出てきてびっくりする。
「nicica」の「はこぶっく」で本の紹介プログラムを行った。
47「本とつながる、人とつながる 『はこぶっく』で本と出会うおはなし会」
20代から70代の人が来てくれた。
今でも「はこぶっく」にお客さんで来る方で、
「またあったら参加したい」という声があったそう。
月1ぐらいで継続していきたい。

能津さん
藤枝市地域おこし協力隊をやっている。
29「今こそ残したい宝。お爺ちゃん、お婆ちゃんの懐かし山ご飯『鯖の糀漬けツアー』」
大久保キャンプ場までハイキングしたり、マラソンをしたり、
ふたつの行き方で行った。
大久保キャンプ場で昔山仕事の時に楽しみに食べていた鯖の糀漬けを、
「山ではこんなふうに食べていたんだよ」など話をしてもらいながら、
タイムスリップの体験をしてもらった。
山にいるおじいちゃんおばあちゃんだからこそ知っているこそ、
今だからこそ伝えたいことを、山に住んでいる人たちはお持ちなのかなと思い、
引き出し、学びつつ、共有できたら。
これからやりたいなと思っていることは、「ウルトラ藤枝マラソン」です。

村松あかねさん
体験型ミステリー・マーダーミステリーゲームを行った。
島田市で専門店を開いたので、知ってもらいたいと参加した。
体験型ミステリーのゲーム。
46「登場人物はあなた! 『マーダーミステリー』ゲームを体験しよう!」
コミュニケーションでミステリーを説いていくという形。
ボードゲームを好きな方はけっこうハマる。
全くわからないけど来たという方もいたし、
お店の常連さんに、おんぱくを知ってもらえた。
人狼、謎解き、演じることが好きな人、ハマると思う。
小学生の参加もあった。

三野さん
藤枝市地域おこし協力隊
2020年秋に、ボールネットづくりを行った。初めて世に送り出した。
「蹴球都市ふじえだ」っぽいことをやれたらと始めたのがこちら。
おんぱくでやったというのを機に広がりを見せている。
市の職員が見る掲示板に、保育園の先生達が見てくださった。
保育園、福祉施設など呼んでくれればやります。
オリパラのときにイタリアチームを応援するメッセージ動画を作り、
サッカーボールをプレゼントする際に
藤枝 × イタリアカラーのボールネットをプレゼントした。
サッカーで観光、サッカーのまちの魅力を知らせる
ゆるい感じのサッカー情報を伝えたい!
まだサッカーをよく知らない、ファミリー層や、
サッカー以外の切り口で、他の人たちとゆるくつながっていく。
例えば、銭湯とサッカー
杵塚さんのお茶と女子サッカー
女子サッカーとお茶をかけ合わせたイベントも考えている.
他の人と、なにかコラボができたら…。
現在、サッカーマップ、名所案内、製作中
それを持って、県外の人に渡したい。
ご飯、お土産も半日くらい歩けるように案内したい。


山田愛さん
事務局担当。「白子ノ劇場」のある白子名店街に住んでいる。
おんぱくに関わって、「ここに住んでいるんだな」ということを感じている。
地域の人と関われているというのが、生活をしている実感がある。
自分は幸せなんだと感じている。
プログラムをやって、自立している人たちが、かっこいいと思う。

ミキティ
6月まで、観光交流課所属で、地域おこし協力隊だった。
2つプログラムを開催した。
2年前ぐらいにおんぱくをきっかけに始めたマクロビ&ヨガは、
お客さんに定期的にやってほしいと言われた。四季折々にやりたい。
おんぱくは、Facebookとは違う告知の仕方ができると思っている。
18「命・食 巡る暦を感じる マクロビ&ヨガ教室」
いっぱいになったので、プログラムの追加をした。
42「池シネマ 〜ちいさないのちの楽校〜」

藤田さん
パンフレットの制作とのホームページの制作をしている。
3年前は、着物を着て蓮華寺池公園を巡るプログラムを行った。
藤枝の出身なので、藤枝の魅力を発信することに携われたらいいなと思った。

やまだともこさん
藤枝おんぱくの パンフレットの制作(編集)を行っている。
高校生まで藤枝在住だったが、 何もないところだと思って、
高校を卒業してから、東京へ。
7年前地元に戻ってきた。
現在は、ここの生活を楽しんでいる。
レポート紹介は、こちら
コロナ禍だったので、告知・SNSがんばった。

「藤枝おんぱく2021」秋のスケジュール

開催期間:2021年 10月2日(土)〜11月7日(日)
エントリーシート提出締切:8月6日(金)
写真提出締切      :8月13日(金)
情報解禁日       :9月1日(水)
申し込み開始      :9月18日(土)

エントリー料:
2021年・春に参加してくれた人: 5000円
2021年・秋のみ参加する人  :10000円
パンフレットは、作成せず、おんぱくチラシとウェブのみ

季節として、秋にしかできないもの!

そのころ、静岡市では、「駿河東海道おんぱく」も開催予定。
同じ期間にやる。
30〜40プログラム
・相乗効果でやれるもの
・一緒に楽しめるもの
などは、活用してください
準備期間が短いですが、興味があれば相談してください。

皆さま、お疲れ様でした。
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この日は人数が少なかったので、
のんびりと、それぞれの話をゆっくり聞くことができました。

秋開催の「藤枝おんぱく」に、興味がある方は、
ご検討の上、そろそろ準備を始めてくださいね。
「藤枝おんぱく」公式サイトは、こちら