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2023.0609(金)映画「怪物」を観ました。 [映画館へ行こう!]

2023年6月9日(金)17:55 〜 「藤枝シネ・プレーゴ」ロビーです。

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この作品、封切り直後に観に行った友人たちから、
「鑑賞後、もやもやする」との感想を聞いていました。
もやもや…?
ぱらぽんは是枝裕和監督作品が好きなので、
早く観たいなあと思っておりました。

この日、ようやく観に行けました。
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是枝裕和監督作品「怪物」、3番スクリーンです。

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「怪物」の公式サイトは、こちら

この作品の舞台は、「大きな湖のある郊外の町」という設定。
近くに廃線跡地があるということで、長野県諏訪市に決まったようですが。
作品に名前は出てこないですけど、湖は、諏訪湖ですね。

諏訪湖
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札幌からの帰路の飛行機から撮影した写真です。
この時まで、諏訪湖がこういう形をしているとは、知らなかった。
というか、関心がなかった。
その後、映画「君の名は」などの設定にも出てきたりして、
いつか行ってみたいなあと思うようになりました。
湖岸から、または高台から見た風景は、
映画の中で見られるような風景なんだろうなあ。

さて、作品についてです。

まずは、小学校5年生の息子を持つ母親目線で、描かれる。
息子周りに起こる不可解な出来事。
不審に思い、学校に話に行くが、教師たちの対応に
ますます不信感を募らせていく。

次には、不信感を持たれた教師の視点で描かれる。
すると、先ほどの不可解な出来事にも、
違う見方ができることがわかる。

そして、巨大な台風が近づいている日に、
子どもたちの姿が消える…。

ここでネタバレをしたくないので、具体的には書けないのですが、
消えた子どもたちを探していくと…、いろいろな気づきがある。

そして、この作品には、今現在の世の中で、
誰の周りにも起こりうる、さまざまな出来事や、
いろいろな問題、そのもとになるようなことに溢れています。

そこで「怪物」とは何なのか?
その答えは、それぞれ観る人の感性に委ねられる。

はっきりと断定する形では、作品は終わらない。
えっ!どういうこと?
そこが、「もやもや」なんでしょうね?

ぱらぽんは、あることがらに気づくと、
妙に納得できた気がしました。

映画「怪物」をご覧になられた方!
また、話しましょう!!
もう1回、観たい気もするなあ。
そして、あの作品を思い出しました。

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過去に書いた「是枝裕和」監督作品に関するブログ記事は、こちら。

2018.06 「万引き家族」

2016.05 「海よりもまだ深く」

2015.06 「海街diary」

2013.10 「そして父になる」

是枝監督作品ではないですが、監督のお弟子さんだった「砂田麻美」さんの作品。

2012.01 「エンディングノート」砂田麻美監督・舞台挨拶

2012.01 「エンディングノート」