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2022.0920(火)〜0925(日)「最初で最後の『望月章 絵画展』」のお知らせ [ハンセン病のこと。]

「動物介在活動ぷらす」の「伊東郁乃」さんから情報をいただいたので、
お知らせいたします。

2022年3月に、静岡福祉大学焼津駅前サテライトキャンパスにて行われたのが、
「ハンセン病」について正しく理解してもらうための展示で、
その告知記事は、こちら

そのサテライトキャンパスを会場に、第二弾として行われるのが、
静岡福祉大学地域連携推進センター企画展「最初で最後の『望月章 絵画展』」です。

完成版チラシ両面焼津開催用_ページ_1.jpg
静岡福祉大学地域連携推進センターでは、
福祉教育の専門職を養成する教育附属機関として、
福祉教育に関わる様々な内容を、県内の子どもから幅広い世代のみなさんに
わかりやすく伝える地域貢献事業として、この企画展を開催するそうです。

この企画展は、「最初で最後の 望月章 絵画展」と題し、
焼津市出身の「望月章」氏の作品展示になります。
「望月章」氏は、焼津市出身。
漁師であった25歳での時に、ハンセン病療養所である「駿河療養所」に入所。
71歳の時に、治療のため「多磨全生園」に転園。
望郷の念を込め富士山を描き、詩に託したそうです。
「駿河に戻りたい」「もう一度富士山を見たい」と
2012年に85歳でお亡くなるまで、おっしゃっていたそうです。

この度、ご遺族・駿河療養所・多磨全生園のご理解ご協力のおかげで、
絵画展が実現することになったそうです。
「最初で最後の」というフレーズについて、
この「望月章」氏の作品は、静岡福祉大学での展示のあと、
国立ハンセン病資料館ギャラリー」で行いますが、
そこでの全ての作品が、それぞれの寄贈先に行くため、
「望月章」氏の作品を一同に観ることができるのは、
「最初で最後となる」のだそうです。
ご本人の里帰りは叶わなかったようですが、
せめて、作品だけでもお里帰りをさせたい、という思いから
実現した展示なのだそうです。

「最初で最後の『望月章 絵画展』」
【開催期間】
 2022年 9月20日(火)~25日(日) (土日祝開催)
 10:00~16:00(最終日は14:00終了) ※入場無料
【開催会場】
 静岡福祉大学 焼津駅前サテライトキャンパス(焼津市栄町3丁目1-15)
【交通案内】
 JR焼津駅南口より徒歩3分
 ※会場は焼津駅前通り商店街沿いにあるため、専用駐車場はございません。
  公共交通機関または近隣の有料駐車場等のご利用をお願いいたします。
【展示内容】
 ■写真展「望月章氏絵画」
 ■もっと知りたい「ハンセン病」コーナー

【主催】
静岡福祉大学地域連携推進センター
「動物介在活動ぷらす」(代表 伊東郁乃氏)

【問合せ先】
静岡福祉大学地域連携推進センター(焼津市本中根549-1)
電話:054-623-7013 (平日9:00~17:00)/ 080-2632-2663(開催時間中)
企画展内容はこちらをご覧ください。

会場案内
完成版チラシ両面焼津開催用_ページ_2.jpg

興味を持たれた方は、ぜひお出かけください。
よろしくお願いいたします。