SSブログ

2022.0704(月)ギャラリー散歩 vol.298「線の画家 ベルナール・ビュフェ」@ベルナール・ビュフェ美術館 [ギャラリー散歩]

2022年7月4日(月)友人のさっちゃんと一緒に、
長泉町の「ベルナール・ビュフェ美術館」に出かけました。

291222834_2633189343482697_5236461624700398945_n.jpg

この日は、あいにくの雨模様でしたが、
そのお陰で暑さもひと息をつき、
雨に洗われた緑が美しいところでした。



公式サイトの解説によると、
================================
 ベルナール・ビュフェ美術館は、
戦後の具象画壇を代表するフランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を
収蔵・展示するために、岡野喜一郎(1917-1995)によって
1973年11月25日に創設されました。
 収蔵作品数は、油彩画、水彩画、素描、版画、挿画本、ポスター等
あわせて2000点を超え、世界一のビュフェコレクションを誇っています。
================================
だそうです。

ぱらぽんはその昔、「フランソワーズ・サガン」の小説を読んでいたのですが、
その新潮文庫の表紙絵に「ベルナール・ビュフェ」の絵が使われていました。
それでその名を知っており、かなり以前に一度訪れたことがありましたが、
残念ながらその時の記憶はほとんどなくて、
今回あらためて、ゆっくりと「ベルナール・ビュフェ」の作品を観ました。

企画展「線の画家 ベルナール・ビュフェ」
くわしくは、こちらを。

チラシに掲載された紹介文です。
================================
ベルナール・ビュフェ(Bernard Buffet、1928-1999) は
フランス・パリ出身の具象画家。
19歳の若さで批評家賞を受賞し衝撃的にデビュー。
黒い輪郭線と抑制された色使いで、第二次世界大戦後の不安や
虚無感を描きだしたと支持され、一躍ビュフェ現象を巻き起こした。
その独自の表現は、没後20年を過ぎた今、あらためて注目を集めている。
================================

特徴とも言える黒い輪郭線が、いつ頃から登場するのか?
ビュフェの絵には、ヨーロッパの冬空のような鉛色の印象がありましたが、
時代が経つにつれて、鮮やかな原色も使い、
大胆な作品もあることに驚きました。
初来日は、1980年52歳の時だとか。
ビュフェは、この美術館を愛し、その後もアナベル夫人とともに、
計7回の来館を果たしたそうです。
日本の風景を描いた作品もありました。

美術館前には、緑の庭園が整備されています。
この日は、雨に濡れたあじさいがきれいでした。
291492735_2633189496816015_5916154101976084447_n.jpg
白いあじさい「アナベル」!
ビュフェの奥様の名前が「アナベル」!!
偶然ではないような気がしました。

「線の画家 ベルナール・ビュフェ」
会期: 2022年3月12日(土)- 2023年3月26日(日)
前期:2022年9月27日(火)まで 
後期:2022年9月30日(金)より

こちらが、クレマチスの丘全体のマップ!
291015847_2633189426816022_5681093776180627620_n.jpg
くわしくは、こちらで。

「ベルナール・ビュフェ美術館」
企画展「堀内誠一 絵の世界」については、次の記事で!