SSブログ

2021.0911(土)「【Fujieda Food Tamatebako】 藤枝《食》の玉手箱 」をいただきました! [コロナに負けるな!]

2021年9月11日(土)この日は、先日お知らせしたとおり、
「【Fujieda Food Tamatebako】 藤枝《食》の玉手箱 」を受け取る日です。

このプロジェクトは、藤枝市内の飲食店有志が協力して、
地元である志太地区の蔵元のお酒に合わせた料理を作り、
《玉手箱》のような重箱に詰めて、テイクアウトにて販売するもの。
そこで、受け取り場所を酒販店に指定して、
引渡し時に、実行委員会担当者が玉手箱を持参し、
直接お客様に販売するというものです。
その思いは、こちらからどうぞ。


ぱらぽんが受け取り店として、お願いしたのは藤枝市内の「ケント」さん。
241761706_2384261221708845_6957960612209718219_n.jpg


「ケント」さんには、最強な助っ人の皆さんもいらしてました。
せっかくなのでお願いして、記念撮影させていただきました。
241545679_2384261968375437_3892819037181369567_n.jpg

さあ、その【藤枝《食》の玉手箱】をご紹介します。
せっかくなので、パッケージから順番に、
わくわく感を共有してください!

【Fujieda Food Tamatebako】
241549447_2384262008375433_4666320081226929672_n.jpg
241520476_2384261988375435_7907246969920621357_n.jpg
241510121_2384263091708658_2705658036099821398_n.jpg
241556432_2384262068375427_7585952447132478259_n.jpg

241568931_2384262101708757_888247941786544153_n.jpg

掛け紙横のQRコードから、【玉手箱】の
 お品書き 料理説明、《おすすめ地酒》が、見られるようになっていました。
お料理の写真とともに、その解説を引用させていただきます。
*右上から、時計回りに解説します。

【朱の重】
241545714_2384263111708656_2314391123652961105_n.jpg

猪ベーコンといぶりがっこのポテトサラダ
 自家製の猪ベーコンといぶりがっこを入れたスモーク風味のポテトサラダです。
?《杉錦生?特別純米? 薫香にウィスキーやビールを合わせているあなた、今宵は日本酒の幅広さを感じましょうよ。論争不要のポテサラに自家製の技と伝統の造り。》

短角牛の西京味噌焼き
 岩手県産の赤身肉の和牛(短角牛)を飛鳥山みりんと西京味噌で漬けて焼き上げました。
磯自慢吟醸 赤みが自慢のこの私、かの名杜氏さんと同郷のよう。岩手の物語を味わいから感じてみてはいかがでしょうか。》

牛タンの有馬煮
 柔らかくなるまで下茹でした牛タンを実山椒風味の甘辛タレで煮ました。
初亀純米吟醸ひやおろし 夏合宿を乗り越えて得た丸み、旨味。実山椒のさわやかさとも手をつなぐ、マイルドな味わいを舌で感じて!》

鮑の酒蒸煮
 伊豆産のアワビを1個丸ごと日本酒で贅沢に蒸し煮にしました。
?《志太泉純米吟醸 伊豆の水で育った僕が藤枝瀬戸川の水でつくられたやさしくやわらかなお酒と出会ったよ。燗にしてコクを出してみたらきっと好相性。》

金目鯛のコンフィ 利休風
 天竜沖産金目鯛をバター煮にして利休(胡麻)だれで焼き上げました。
《?喜久酔純米吟醸?赤らんだ肌に、好みの利休だれでお化粧。吟醸の香水はやさしめに。少しの酸味は絆の証。ワイングラスでシャレてみて!》

ブロッコリーのお浸し
 和の職人がひいた本気の鰹出汁で藤枝産のブロッコリーをお浸しにしました。
《?杉錦生?純米大吟醸? ひと目ではわからない味の予想、、、食べてみよう! 生?造りで大吟醸を?、、、飲んでみよう! 口にしてわかるこの本気度!!秋にこそ飲みたい1本。》

鮎の風干し
 焼津水産高校で育てた鮎を自家製の一夜干しにしました。
磯自慢特別本醸造 焼津水産高生の青い春、藤枝の夏のそよ風。玉手箱をとび出して地元焼津入魂の一滴との出会い!》

車海老の芝煮
 沖縄県産活車海老をトラディショナルな芝煮にしました。
?《おんな泣かせ純米大吟醸 読んでいるのはラブレターですか?僕はこんなふうに全身を捧げます。伝統の芝煮に浮世絵のラベル。お似合いですよ僕たち、間違いなく!》

燻製瓢亭玉子
 とろっとした黄身が美味しい瓢亭玉子を燻製にしました。
?《?喜久酔特別本醸造 出汁の旨味と黄身のコク、さらにひと手間と香りを与え。品のある甘味と美酒のコク、さらにひと手間と燗をつけ。とろ?り、まったり肩を寄せ合う!》


【彩の重】
241710734_2384263195041981_7323581387431089363_n.jpg

旬果の「和」タルト
 ワイン風味の餡といちじくのジャムに葡萄と梨のコンポートを乗せた
 和菓子のようなタルトです。
《磯自慢純米吟醸 玉手箱を開ける前、燗にしたの。でももう冷めてしまったわ。料理も残すはスイーツのみ。ずいぶん変わってしまったのは玉手箱を開けたから?でもこれ、、、すごく美味しい!!》

鱧・蟹・蛸の土佐酢和え
 鱧ざくに煮ダコと蟹身の入った贅沢な土佐酢和えです。
《?初亀特別純米誉富士? ザクザク小骨を切られた美ボディさん。やわらかく煮られた美肌さん、人気とまらぬ美脚さん、みんなまとめて抱きしめよう。やさしく、サラッと、爽やかなお酒で。》

日本酒薫るマフィン
 酒粕を利かせたマフィンに志太泉とレモンの風味のシロップでアイシングして 
 お米をトッピングしました。
?《?志太泉特別本醸造 レモン風味と吟醸香、甘い味わいと優しい酒質。イメージは、ウィークエンドに志太の田園をお散歩しながら。》

なごり野菜の炊き合わせ
 夏の名残の野菜をそれぞれ別々に炊いて盛り合わせました。
??杉錦山廃純米秋あがり 夏の名残と秋の訪れ、季節の変わり目だからこその出会いははずせませんね。山廃の丸み、ほのかな渋味。残暑には冷やしてもまた良し!》


【華の重】
241520527_2384263235041977_3381785208487984399_n.jpg

帆立と舞茸のクリームコロッケ
 自家製のベシャメルソースに、
 たっぷり北海道産帆立貝柱と舞茸を入れたクリームコロッケです。
若竹純米酒? 負けないぞ!僕だって! 海と山の香りの立て合いに、やさしいクリームとまろやかなお酒が引き分けを告げます。常温、平盃でよりまろやかに!?》

よし美餃子のフリット ジンジャー風味
 藤枝の老舗・町中華よし美の餃子
 ニンニク抜き生姜たっぷりの特別仕様にして揚げました。
?《?志太泉純米酒 ふくよかな香りとコクが根強い人気の餃子を追いかけ、ぬるめの燗で意気投合!!地元の老舗、愛すべき味。》

鰻の彩り押し寿司
 見た目にも色鮮やかな ウナギとエビの贅沢な押し寿司です。
?初亀吟醸亀印 ふくらむ甘味、ほどよい酸味、この贅沢は毎日でも!料理のこと?地酒のこと? 両方です。そりゃ合いますよ!》

丸十の檸檬煮
 丸十とは さつま芋の別名で薩摩藩島津氏の家紋が由来です。
 レモンの風味の甘酸っぱい煮物です。
杉錦純米吟醸? ホクホクながらレモンでさっぱり食べやすい彼には、スッキリ キレキレこちらの1本! でも忘れない。しずおか芋焼酎 才助の存在も。》

合鴨ロース煮
 合鴨を皮目に鹿の子で包丁を入れ 表面を炙ったあとに
 醤油と味醂のタレで蒸し煮にしました。
若竹鬼ころし純米吟醸 君は本当に働き者だね。玉手箱でもよく頑張ってくれたからごほうびを! 南国を思わせる甘い香りで疲れをいやしておくれ。 なぜか君はフルーツの香りを思い出させてくれるんだ。》

栗の渋皮煮
 藤枝産の栗を一つ一つ丁寧に渋皮煮にしました。
《?初亀プレミアム 丁寧な仕事を感じたら、丁寧に燗をつけてみましょうか。飲みあきず、深みあり、秋の夜長はこのペアで決まりかな。》

静岡県産野菜のピクルス
 地元産の野菜をワインビネガーで漬け込んだ定番のピクルスです。
シダシードル発泡性純米生酒 志太の農園からの贈り物は色とりどり。新鮮野菜にフレッシュ生酒を。泡の力も借りて華やかに乾杯!》

パテ・ド・カンパーニュ
 『パテ・ド・カンパーニュ』とはフランスの伝統料理で『田舎風パテ』という意味です。
  今回はケイパーを入れて仕上げてあります。
喜久酔特別純米 肉らしく力強く、肉だけどクールに香り、迎えに行くのはこのお酒。やや濃厚芳醇な味わいと存在感のある香りに仲良しカップル誕生の予感!》

241708318_2384263178375316_3024412472274670632_n.jpg

この素晴らしいお料理を作ってくださったお店の皆さんです。
ダイドコバル
呑み家 鼓童?こわっぱ?
三枝商店
よし美 1961
和楽 たすく

その受け取り場所として、協力してくださった酒販店さんたち。
酒蔵いとう(焼津)
SAKE キリンヤ(藤枝)
ケント(藤枝)
篠田酒店(静岡)
富士の酒(掛川)

コロナ禍で、みんなが困っているとき、
自分の店のことだけでなく、取引先や関係する店、業界のことまで考えて、
このような取り組みができることが、ほんとうにごちそう!
「ごちそう」は「御馳走」!
走り回って、おいしいものを集めてくること、といいますが、
まさに、今回の【Fujieda Food Tamatebako】は、
その言葉通りのことを、目の前に見せてくれたと思います。
この記事を書くことで、コロナ禍のこの時に、関係者が協力して、
この奇跡のような【玉手箱】プロジェクトが行われたことを、
ここに記録しておきたい、そう思いました。

【玉手箱】は食べるだけでなく、酒販店さんに取りに行き、
そこで関係者の皆さんとお話することが、ご馳走の始まり。
お料理の美味しさやお酒とのペアリングに楽しさもさることながら、
この人の繋がりの奇跡を味わうところも大切な醍醐味だと思う。
コロナ禍のさ中、私たちは孤独ではない、これからもがんばっていこう!
と確認しあえた、気がしました。

さて、今度は私たちの番!
このプロジェクトは、美味しく飲み食いして終わりではなくて、
お酒を1500円以上購入した方に配られた「トッテオキ券」を使いに、
非常事態宣言が明けたら、該当飲食店に出かけて、
お料理とお酒を心ゆくまで楽しんでもらうもの!
関係者の皆様の心意気に心が動いたら、ぜひ、足を運んでください。

今回、この【玉手箱】を頼むことができなかった皆さんには、
見せびらかしてしまって、ごめんなさい。
それでも、これからも何らかな形で、飲食店や酒販店が
イベントを起こすことがあると思います。
その時には遠慮しないで、今度こそご参加ください。

安心して出かけられるようになるまでは、テイクアウトでも、
家呑みでもいいから、できる応援をしていきましょう!

ほんとうにほんとうに、御馳走さまでした!!